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離婚問題として公的年金の分割の仕組み

社会保障として健康保険や公的年金があります。
これらの仕組みの中には夫婦を前提に仕組みだったり夫婦であるがゆえに優遇されることもあります。
通常国民年金は個々が保険料を支払う必要がありますが、配偶者が厚生年金に加入して自分が働いていなければ国民年金の保険料を免除されながらしっかり年金はもらえます。
その他健康保険で扶養になれば保険料無しで医療費を少なくできるなどもあります。
ただ色々な弊害もあるようです。
離婚問題としてあるのは夫婦が一生連れ添って生活するのを前提にした年金制度があります。
厚生年金と国民年金では厚生年金の方が年金額が多いですが、以前は離婚をすると両者で老後に受ける年金が大きく異なる問題がありました。
その離婚問題の解決策として厚生年金の権利を離婚時に分割する仕組みができ、自分に厚生年金が無くても夫分を半分受けられるようになりました。
ただ古い制度分に関しては協議によって分ける必要があります。

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